2013年7月21日日曜日

投票に行こう!もうこん取り戻せ!

Photo by Tambako the Jaguar
CC BY-ND 2.0
今日は参議院選挙の投票日。テレビやネットでも今回の参議院選挙の争点が、いまや一刻の猶予もできない薄毛対策であることはみんな知っているよね。各党、候補者は薄毛対策について様々な政策を提示している。iPS細胞の活用を先取りした者まで現れていて話題を呼んでいるのも、知ってるよね。与党は、従来の薄毛対策とカツラの風対策に熱心だが、野党はこれに対して「桶屋がもうかるだけ」と鋭い批判で与党の牙城を切り崩そうと必死だ。また、湯党は議論がかみ合っていない、温泉で風呂に入って議論をたたかわせるべきだという批判を展開している。

前回別の毛はえ薬を試したけど効果がなかったどうしてくれるんだとか、そんなうまいこと毛が生えてくるなんてありえない非現実的だとか、そもそも毛が生えてくる政策はありえないし育毛政治には期待できないなど、薄毛対策に対する有権者の目は冷ややかである。しかしここで少し考えてみてほしい。一晩寝て朝になるとふっさふさになるような魔法はないのである。毛根を鍛え、栄養を与え時間をかけて毛は生えてくるものだ。毛はえ薬の「一振」が無駄になることはないのである。政治家は選挙でその禿ぶりを有権者から評価され、そしてそれを力に政策という名の「薬」を生み出しているのだ。その薬の効能をしっかり見極めなければ、毛は生えない。

ましてや、棄権するなどというのは、薄毛に対する責任の放棄である。10年後の頭皮と頭髪のあるべき姿を見据え今できる選択をすべきだ。しぜんに任せておいて、生えてくるなどあり得ない。若者ほどその危機感が薄いというのは憂うべきことである。

投票に行こう。頭髪を取り戻せ!

2013年7月14日日曜日

忘れられた憲法改正の視点

憲法を変えるとか、変えないとか、盛んに議論されている。私は自民党の原案には厳しく批判的だが、改正論議自体には賛成だし変えたほうがいいと思うところがないわけではない。しかし、その中で、全く議論の遡上に挙がらなくて不思議でしかたがない論点がある。

それは、憲法を変えて発生する社会的なコストだ。憲法が変わるのだから、民法や刑法といった基本的な法律も見直すことにならざるを得ない。また、憲法をめぐる様々な判例も参考にできなくなり、法曹界は大忙しである。憲法解釈にも多大な時間と社会コストがかかるだろう。

さらにいえば、それらの法規を根拠にした政令や自治体などの規定、民間の契約にも影響を与える。

いや大丈夫だ、現行の法律は一切変更しませんというのなら、改憲する意味が失われてしまうし、改憲されれば個々の条項の意図とは関係なく、憲法解釈をめぐる訴訟がおきるだろう。憲法違反と言われれば、法律や政令なども変えざるを得ない。

このように、国や自治体だけでなく、日本じゅうで改憲コストを負担することになるのだ。うがった見方なのだろうが、新しい公共事業の創出と見ることさえ可能だ。しかも、それに乗じて官僚が都合のいい法律改正を次々と繰り出してくるやもしれない。

今の日本で、こんなことにコストをかける意味があるのだろうか?この国はそんなことをやっていられるような状態なのか?コストに見合った改憲でなければ、たとえ良い内容であっても、賛成する気にはならない。そして、改憲論議がとても呑気に思えてならないのである。

2013年7月7日日曜日

アンケートという名の悪意

「インターネットで今話題になっているうめについてアンケートを実施しています。ぜひご協力ください」

「ポチリ」


「現在、うめがブレイクしないことが問題になっています。そのことについてどう考えますか?またその原因はどこにあると思いますか?

1.ブレイクしないことについてのあなたの考えはどれに近いですか?

ブレイクしなくても当然だ
だいたいそんなことはおれたちには関係ない
ブレイクっておいしいの?

2. ブレイクしない原因はどれだと思いますか?

ブサイクだから
下品だから
ダメ人間だから
お腹がでているから
加齢臭(ノネナール)が臭いから
生理的に無理

※このアンケートは、「週刊妄想」偏執部がおこなっています。